(2022年8月26日)
―― アッラーの恩恵に気づき感謝しようではないか ――
あらゆる賞賛は、世界、宇宙の主であられるアッラーのもの。アッラーは、しもべが主を心から思って行う行為を受け入れられる。アッラーは、比べ得る何ものも存在しない唯一者であられる。私は、アッラーの外に崇拝する存在はないことを証言し、また、ムハムマドは、アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。
信者たちよ。アッラーは、クルアーン・蜜蜂章において述べておられる。
「お前たちは、アッラーの恩恵を数え上げても、到底数え尽くすことは出来ない。誠に、アッラーは、寛容にして慈悲深くあられる。」(6章 18節)
我々信者は、恩恵の主であられるアッラーを思い、敬神の念をしっかりと持とうではないか。
アッラーは、クルアーン・ターハー章及び蜜蜂章において述べておられる。
「・・・お前たちに恵みを与えるのはわれである。良い結果は、主を畏れる者の上にある。」(6章 53節)
「お前たちに与えられるどんな恩恵もアッラーからである。・・・」(16章 53節)
アッラーの大きな恩恵の一つに水と食べ物を人間に御用意下されているということがあるのだが、この恩恵の豊かさについて考えてみるが良い。アッラーは、クルアーン・眉をひそめて章において述べておられる。
「人々に、自分の食物について考えさせてみよ。」「誠に、われは、水(雨)を豊かに注ぎ、」「次いで、大地を裂いて切れ切れにし、」「そこに生長させるものには、穀物、」「また、ブドーや青草、」「オリーブやナツメヤシ、」「緑豊かな庭園、」「果物や牧草(がある)。」「お前たちとお前たちの家畜のための用益である。」(80章 24–32節)
水と食べ物に係わる恩恵については、次の世代にまたがって人間を護る大事なものであり、アッラーに継続的な恩恵を願い、感謝しなければならない。同時に、我々人間は、水や食べ物という財産を無駄遣いすることなく、むしろ増やそうと努め、必要とするところに配分するという配慮が大事である。
アッラーは、クルアーン・高壁章において述べておられる。
「・・・食べたり飲んだりしなさい。だが、度を越してはならない。誠に、その御方は、浪費する者を御好みにならない。」(7章 31節)
アッラーの恩恵に思いを寄せなさい。人間に対する物質的な恩恵とは、人間の安全と安心に係わり、人間が幸福を感じ、社会が発展する源である。これに関連し、クライシュ族に係わる例がある。
アッラーは、クルアーン・クライシュ族章において述べておられる。
「クライシュ族の保護のため、」「冬と夏の彼らの隊商の保護のため、(アッラーの御恵みのために)」「彼らに、この聖殿の主に仕えさせよ。」「飢えに際しては、彼らに食物を与え、また、恐れに際しては、それを除き、心を安らかにして下さる御方に。」(106章 1–4節)
クライシュ族は、マッカに住み、近隣の各種信仰をもつ者の巡礼場所であるマッカ聖殿を管理する役目を負った
種族である。それは、預言者ムハムマドSAWが啓示を受けるよりずーっと前からのことである。預言者ムハムマドSAWは、クライシュ族の出身者でありながら信仰の相違によりクライシュ族本家他から迫害を受け対立した。だが、アッラーは、預言者ムハムマドSAWに力を与えられ、クライシュ族全員をイスラームに導き、マッカ聖殿の管理の役目を継続させたのである。信者たちは皆、恩恵に感謝し、恩恵を継続して下さるように祈願しようではないか。預言者さまSAWは、述べておられる。「元気いっぱいな気分で朝起きた者は誰でも、安心安全で、食べ物が足りているならば、世界全部を手に入れたような気持ちになるものである。」 心身共に健全健康で、生き心地良く生活している者は皆、多くの恩恵を受けている者ということである。それで、恩恵に感謝し、恩恵を継続的に下さることを祈願することは大事であり、それを、子供たちに繰り返し教えこむのは、大事なことである。
預言者ムハムマド、教友とその一家に祝福と平安がありますように。そして、正当なカリフ、アブーバクル師、ウマール師、ウスマーン師、アリー師と、正しい道に従う者たちに、祝福と平安がありますように。
アッラーよ。恩恵は、アッラーからのものであることに気づき感謝する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。あなたさまを愛し、預言者さまSAW を愛する者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。何時でもあなたさまを顧みて感謝し、満足を知る者であるように、御導き下さい。
アッラーよ。正しい道を歩む忍耐強い者であるように、御加護下さい。
アッラーよ。私たちの信仰心を強くして下さい。私たちの過ちを御赦し下さい。
アッラーよ。日々の生活に活力と喜びを、そして安心と安全を御与え下さい。 アーミィーン
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